
26/10/2024
いよいよ明日は投票日。
ちょうど一年前、地元の小学校で行われた「こども選挙」が私の心に響き問いかけてくる。
それまでは投票箱に紙を入れることが投票であってその紙に大した思い入れもなく慌てて調べてなんとなくでやりすごすだけのものだった。
けど、こども選挙の取り組みを通じて、子どもたちにより良い未来を残すために今何ができるかを考え、調べ、見極め、未来を託す一票を投じることが投票、という意識に変わった。
児童の言葉の中に、
「今の大人がちゃんと投票してくれないと、自分たちが今度大人になったときに社会がどうなっているのか。大変なことになっているのか、それともいい方向に向かっているのか分からなくなるような気がする」
とある。
さらに解説の中に、
「私たちは、選挙では何も変えられないと諦めて投票に行かないことはないだろうか。�これは子どもたちの未来に対して無責任な態度ではないのか。」
という言葉にドキッとする。
こどもたちから学んだ選挙、投票という言葉やその意味に向き合う大人になりたいと思う。
2023年11月、山口県宇部市にある山あいの地域で子どもたちがまちの将来を真剣に考え、本物の投票箱に票を投じた。選挙管理委員会、教育委員会、地元の人たちが協力し合って実現したこの「こども選挙」。実は、ある児童...