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石田蘭園, 平田町黒川2826, Sukumo (2025)

13/06/2022

昨日の快晴が幻かのようなどんよりした一週間の始まりですね‼️
ちょっとでも太陽🌞カモン🔥
特に、土曜日‼️
マジでお願い🤲

なぜって？？

横浜の赤レンガ倉庫で、最高の花イベントがあるからですよ♪

その名も、「はなむすび」✨

花のプロと花好きが直接交流できる素敵な一日イベントです💖
6月18日（土）横浜赤レンガでの即売会イベント「はなむすび」
会場のどこかしこで、いろいろな何かが生まれていく予感😆
感動が伝染していく予感😆
出店者の面々が、各々いろんなこと考えて、その場に立っています♪しゃべってます♪
コロナ禍で大変な中で、それでも面白いを演出したいという情熱で溢れること間違いなしです♪‼️

お花好きも、お花興味あるかもーな方も、業界の人も、18日土曜日は横浜に集まれー‼️✨‼️

逃したら、損‼️きっと、損‼️💣

しんびすとも、花のないシンビジウム達ですが、「それでも楽しいぜシンビジウム♪✨」なノリで馳せ参じます🔥

花仲間達、お客さん、皆さんからの生の声聞けるのを楽しみに❤️

今日紹介するシンビジウム/シンビジュームは、原種に近い大切なコレクションから一つ♪
マイティーマイト♪
Cym. Mighty Mite
(Cym. parishii×Cym. Lancelot)
片親は、日本で一世風靡した知る人ぞ知るCym. Lancelot '八事'で、八事らしい印象をよく受け継いでいます。原種parishiiを入れることで、花もちなんかグッと良くなりますので、マイティーマイト自体とても楽しみ甲斐があるシンビです♪
小ぶりながら、大型種から受けるような雰囲気も感じられる美しい花です。

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09/06/2022

標高700mの空気は心地良過ぎる✨✨

そんな心地良い中で、今日紹介するシンビジウム/シンビジュームは、シンビの育種の上で燻銀的存在感の、プレジデントウィルソンです。

Cym. President Wilson 'Ishida'
(=Alexanderi × lowianum)
(1917年RHS登録)

先日紹介しました、Alexanderiにグリーン大輪系の祖lowianumを交配したものです。
この組合せは、lowianumの雄大さ、キレのある花といった魅力を存分に発揮しながら、強健で花立ち良い性格をもちます。
ここから、いくつもの大型中型そして小型シンビまで多彩に分化していくのです♪

石田蘭園でも、このプレジデントウィルソンをリバイバル交配してみると、美しい個体が得られ、育種にも活用していますし、コレクションとして大切に保存しています❤️

飽きない美しさです✨

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05/06/2022

雨降る日曜日。

こんな日は、シンビジウム/シンビジュームの歴史を紐解きましょう笑笑😆（毎日紐解きたい笑笑）

今日紹介するシンビジウム/シンビジュームは、シンビ史に多大な功績を残した交配アレクサンデリの中でも、特に中型小型シンビへの功績が大きい2倍体個体'ファイン'です✨

Cym. Alexanderi 'Fine'
(=Cym. Eburneo-lowianum×Cym. insigne)

Alexanderiは世界で最初に交配されたEburneo-lowianum(=eburneum× lowianum/1889)にピンク花として至高の原種insigneを交配したものです(1911年RHS登録)。

Alexanderiの何がすごいかというと、計算し尽くされたかのような3つの原種の構成比です‼️
シンビ育種の黎明期に、数あるシンビ原種の中からシンビの黄金比のような3大原種を掛け合わせたことで、その観察眼の高さと、これらが選ばれた運命に、胸踊らずにはいられないしんびすとです笑笑

そして、Alexanderiと言えば、'Westonbirt'のような4倍体個体が知る人ぞ知るところで、これらによって、大型シンビの隆盛を見ることができます。
大型シンビ、ピンク品種のまさしく、その起点となるのがAlexanderiと言って過言ではないでしょう。

FineはWestonbirtと違って、2倍体個体で、細くしなやかでたくましい株に、星形に見える淡いピンク色の美しい花を咲かせます。この個体を小型種と交配して小型シンビを、それら小型シンビにさらに大型シンビを交配するなどして多くの中型シンビが生み出されてきました。
小型シンビを語るにAlexanderi 'Fine'は欠かせないシンビなのです✨
かく言う石田蘭園のテーブルシンビ達も、このAlexanderiの末裔達がいくつもいます♪😊

Alexanderi 'Fine'について、山梨修行時代の師匠向山武彦会長から伺った話をここで一つ述べたいと思います。

昭和天皇がまだ皇太子裕仁親王の頃の1921年にヨーロッパ5カ国を歴訪され、渡英の際に、英国政府からCym. Alexanderi 'Imperial Prince'が贈られたという記録が残っている。このImperial Princeがどうなったのかは定かではない。
1920年代に、RHSの審査員も務めた島津忠重氏らにより、日本にいくつもの洋蘭達と栽培技術が紹介され、まさに、日本における洋蘭栽培の黎明期となって貴族中心に盛り上がり、第二次世界大戦の惨劇でその勢いは止まるものの、大戦後、改めて洋蘭栽培、園芸は盛り上がっていくことになる。

そうした第二次世界大戦後に、日本の洋蘭において、優れた個体に'Fine'と命名することがしばしばあったらしく、シンビも類に漏れず、いくつかの'Fine'が存在する。(単純に、NiceとかBest1みたいな理屈だと思ってもらえば良いだろう)

その中に、Cym. Alexanderi 'Fine'もあり、花は美しく、栽培も素直で容易であり、鉢物としても切花としても優れていたために、一般に普及した。
その後、Alexanderiの子や孫で、大輪のピンク花達が世に出始め、いつの間にか、限られた交配親として、知る人ぞ知る銘交配親シンビとなった訳である。

さて、ここで皇太子裕仁親王に贈られた'Imperial Prince'と'Fine'が同じ個体であるかどうかを証明する記録は現状ありません。
が、もしも、1921年のその個体がFineなのだとしたら…
我が家にあるのはクローン株ではありますが、それでも、何だか高揚するものがあります♪

こんな感じで、植物にはそれぞれストーリーがありますから、そんなストーリーを一つ一つ紐解いたり、新しいストーリーを生み出したりすることは、育種家として、アドレナリン爆発するくらいの楽しみであります‼️笑笑😆

シンビ史における、超重要個体なので、ついつい長文になってしまいました♪

Alexanderiに関するストーリー、こんなのもあるよーとご存じの方は、ぜひコメント下さい❤️

皆んなでいろいろなストーリーを味わい、シェアしましょう😆

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02/06/2022

おはようございます😃

今日は、今年で40年目に突入する山上げのために、最初の準備に行ってきまーす♪

地主さんに挨拶して、水を通して、除草、ネット張りできるところまで。

片道3時間の道のりなので、問題少なく、できるだけ作業が進むことを願うばかりです笑笑
山での作業はトラブルがつきものなのでできる準備して、お山へGO⛰

今日紹介するシンビジウム/シンビジュームは、小型シンビの先駆的交配種　サザナミです。
Cym. Sazanami
(Cym. floribundum× Cym. Shokei)
蜜蜂誘因蘭キンリョウヘン(Cym. floribundum)と大型シンビの交配によって生まれたものでRHSへの交配名登録が1963年という歴史ある交配です。
とても強健で育てやすく、まだメリクロン技術が確立する前でしたが、株が増えやすかったのもあり、昭和時代にはたくさんのサザナミが出回ったそうです。
今見ても、可愛らしく、どこか野趣もあり、魅力的な花で、且つ、本当に強健で毎年のように花を咲かせられます♪
お庭シンビ向けでリバイバル計画してますので、お楽しみに😆

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02/06/2022

【しんびすと出没情報】
今日は横浜港開港記念日だったそうですね♪
ここで、しんびすと出没情報です😆

来たる6月18日、横浜は赤レンガ倉庫にて、園芸YouTuberや花生産者、お花屋さん、お花好きさん達が集うお花直売イベント「はなむすび」（あとりえ亜樹有限会社主催）に出店しまっす♪

しんびすとですから、出品物はもちろん〜〜♪
シンビジウム/シンビジュームなんですが、この時季ですので、花ありまっせーん😆

でもでも、しんびすと渾身のシンビ達をお持ちします♪
・家庭で毎年咲かせやすいことを目指して品種開発したEternal Joyシリーズの最新苗
・日本初上陸の希少原種シンビのバリバリ苗
・蜜蜂蘭キンリョウヘンの極品実生
・しんびすとのテーブルシンビ一作開花見込株
・和蘭手拭♪
などなど
全身全霊全集中で横浜に乗り込みます♪

テーブルシンビの小鉢栽培方法など、現場で、生でしか聞けない情報お伝えしちゃいます❤️

しんびすとに会いたい方
シンビジウム/シンビジュームに興味ある方
テーブルシンビの鉢物や切花を仕入れたいお花屋さんや関係業者さん
youtubeチャンネル「シンビ大学」を登録してくださっている方

しんびすとが現地にて一日お待ちしてますので、ぜひぜひぜひぜひ石田蘭園【シンビ大学】ブースに来てくださいね✨

楽しい一日にしましょー♪♪♪

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01/06/2022

梅雨の足音を大きく感じ始めてますが、爽快な朝です♪☀️

今日紹介するシンビジウム/シンビジュームは、原種同士の交配種　ミスマフェットです。
Cym. Miss Muffet
(Cym. floribundum×Cym. devonianum)
両親とも蜜蜂🐝を誘因する原種シンビで、その子供にあたるミスマフェットも強力に蜜蜂🐝を誘因します。
開花時期は3〜4月でキンリョウヘン(Cym. floribundum)よりも若干遅く咲く傾向があるので、蜜蜂誘因したくて、いつもキンリョウヘンが咲くの早過ぎるな〜と感じている方は、ミスマフェットを試してみるのもオススメです♪
片親のCym. devonianumによく似て、花茎は下垂します。
株姿のバランスが良く、花付きも良いので、育種的にも重要視されているシンビです♪

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31/05/2022

外気温30度超えた昼間に、興奮気味の父から電話が。

父「おい！隆博！今どこぞ？」
私「今、9号（1番遠くのハウス）におるよ。」
父「9号かぁ…すんごい花が咲いたぞ‼️奇跡の花や‼️」
私「お♪後で見に行くよ♪」
父「後でぇぇ？？笑笑😆」

父の感じから、どれだけ魅力的なのかは想像に容易い笑笑

後でとか言いながら、すぐに父を探した笑笑

何とも、乙な実生花ではないか❤️

株姿、花姿、花の開き加減、リップの黒斑ののり加減、絶妙なバランスである。
極め付けにバニラ様の香りも漂わす。

写真マジックで、黄色に見えるが、黄緑色の花である。

目指していた一つの表現型を得られた♪
残りの花の顔や、開花時期による花の変化を観察しながら、見極めていく♪

奇跡やねぇ♪奇跡やねえ♪
と、作り出した張本人親子は大興奮の一幕でした笑笑

シンビ最新実生♪
交配内容はまだひ、み、つ♪😆

石田蘭園では、いろいろなシンビ交配を行なっているので、実はまだパラパラと開花しているシンビ実生があったりします♪

目指せ365日シンビenjoy生活❤️

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23/05/2022

おはようございます😃
植物達の成長期、お水やり、肥料やり、気持ち良い環境作り、楽しんでますか♪？😆
育ち盛りの子供のように、成長期にしっかり充実させてあげたいですね✨

今日紹介するシンビジウム/シンビジュームは、原種同士の交配種で、Cym. Eternal Jewelです。

この子は、Cym. wadaeとCym. erythrostylumの交配で、コンパクトな株にwadaeの鮮やかなピンク色とerythrostylumの個性的な花型を受け継いだ美しい花を咲かせます。
耐温性、耐寒性共に優れた優良な交配と言えます。

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15/05/2022

今年も父と2人で我々のシンビ育種の師匠を表敬訪問できました♪

至福の半日✨

シンビ世界に没入できる時間がただただ有り難く、2人の生き字引の話を伺いながら、これまでの軌跡を未来につなげていきたい想いに駆られ、背筋が伸びました。

コロナ禍明けたら、企みたいことができました😆😆

1枚目のシンビジウム/シンビジュームは、Cym. Sensation 'Chanti'です。

赤花中大輪の銘花であり、優れた親となった交配です♪

赤花好きなしんびすとには眼福です✨❤️

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14/05/2022

今年は母の日シンビがまだなく、穏やかな？母の日でしたが、来年にはいよいよ母の日シンビ'ありがとう'がデビューするので、華々しいデビューに向けて、これから懸命に育て、開花調整する日々です♪

年末に花咲き、出回るイメージが強いシンビジウム/シンビジュームですが、家庭での自然開花は3〜4月が
主です。その中で遅咲きの花を探求していくと、春や母の日頃で美しく咲くシンビを開発していけるのです♪

益々、シンビの世界を広げていきますよ♪

5月でも俄然シンビ熱を語るしんびすとです笑笑😆

さて、今日紹介するシンビジウム/シンビジュームは、原種シンビ　ワダエです。
Cym. wadae

2002年に筑波実験植物園の遊川知久先生によって新種発表された歴史的に新しい原種シンビです。
種小名は、遊川先生に同定を依頼した洋蘭栽培家和田氏に由来したものです。
(種小名に名前がつくなんて、燃えますね✨笑笑)
複茎性の生育様式がほとんどのシンビの中で珍しく単茎性の生育様式をとる原種です。
遅咲きで、原種と思えないような美しいピンク色の花を咲かせる姿はとても魅力的です♪

まだまだ発見から新種として認められて20年と新しい原種なので、まだまだ育種的にも注目の原種です♪

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28/04/2022

明日からウチのスタッフぅは10連休✨✨
良い時間を過ごして欲しいなと、しみじみ思いながら、私は水かけて、換気して、消毒して、草刈りの予定笑笑😆
農家はなかなか休めなーい‼️
そして、今、大事な成長期〜‼️
見逃しできるだけ少なく育てていきたい😊

今日紹介するシンビジウム/シンビジュームは、原種シンビ　エリスロスタイラム♪
Cym. erythrostylum

ベトナム原産の個性的な半着生の原種です。
ユニークな花のカタチしてるでしょう？？
これは、自生地では、雨季に花咲くんです♪
雨に花粉が傷んでしまわないように、傘を作るようなカタチの花のカタチになってるんです♪
この、慈愛に満ちた花型が私は大好きです😘
個性的なだけではなく、早咲きの親として、とても重宝されていて、シンビ育種を鑑みても、とても大切な原種です♪
この原種を活用することで、日本でも年末に咲かせやすいシンビを開発してきたんですよ♪
早咲きで、且つ、花もち良いのも特徴的と言えます♪

種小名は、「蕊柱（おしべとめしべが合体したような場所）が赤い」という意味。

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27/04/2022

今年の4月はもう少しお日様欲しかったなぁって印象です。

母の日は花業界の一大イベント✨
お天気に恵まれますように😆
あ、天気良過ぎると、今だと皆さん旅に出ちゃうかも？💦✨
ぜひお花屋さんにも行きましょねー❤️

今日紹介するシンビジウム/シンビジュームは、原種シンビのレア者　ティグリナム　です♪
Cym. tigrinum
インド北東部や中国雲南省西部、ミャンマーあたりに自生する普段あまり目にすることが少ないだろうレア者原種です♪
自生地は1000〜2700mと標高高めの場所で、比較的開けた岩場や木に着生（岩生）しています。
なので、暑さに弱く、肥料もそれほど欲しがらないので、高知県のような暖地で育てるのはかなり苦労します💦
でも、とても小型種であること、葉の姿も花の姿も個性的で可愛らしいこと、ほんのりシトラス混じりのバニラ様の良い香りがすること、などなど、魅力的な原種で、石田蘭園では、この原種の魅力を取り入れつつ、暖地でも育てられる品種開発に挑戦しています♪✨

種小名は、「虎のような斑紋のある」という意味で、リップが虎模様なところからきています♪個性的✨

しんびすとが大好きな原種の一つです♪😆
ま、どれも好きなんですけどね〜笑笑

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石田蘭園

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