12/03/2026
緑内障と網膜剥離に対する新しい治療選択肢
旧来の緑内障に対するレーザー治療は経強膜毛様体凝固術(TSCP)と言って、外部からレーザーを照射することで眼内の毛様体組織を「破壊」することで眼圧を低下させる治療でした。
昨今マイクロパルス経強膜毛様体凝固術(MP-TSCP)という治療方法が人の眼科医療、獣医眼科医療で用いられるようになりました。外部からレーザーを照射するところは同じですが、照射時間とレーザーを調整することで従来の組織破壊を避けて前房水(眼内の水分)の排出を促し眼圧を低下させる治療方法です。従来の方法に比べて角膜障害などの副作用も少なくなります。
2026年2月当院では「Vitra810」を新規導入いたしました。当該機器はMP-TSCPを行う機器になります。
緑内障の患者さんに新しい治療選択肢を提案できるようになりました。緑内障の患者さんの飼い主さんはお気軽に獣医師にご相談ください。
また本機器は網膜剥離に対する網膜レーザー凝固術も行うことが可能です。網膜剥離を「治す」治療ではありませんが剥離を拡大させないようにして視力を維持する治療も可能になりました。こちらも網膜剥離の動物の飼い主さんは獣医師にご相談ください。
ブルーバード動物病院