寄り添った医療を目指して
昭和45年(1970年)12月に山根動物病院は誕生しました。そして昭和53年(1978年)に米子総合動物病院(現:米子動物医療センター)、平成27年(2015年に)ゆうアニマルクリニックを開設し、もうじき開業50週年を迎えます。初代院長であり開設者の山根義久は、公益財団法人動物臨床医学研究所理事長も長年務め、また東京農工大学外科教授や日本獣医師会会長を務めあげ、現在山根動物病院グループの会長をさせて頂いております。また、獣医界で最大規模の動物臨床医学会も開催しているなど獣医師や市民の方に獣医療の発信をしております。平成25年(2013年)には、人と動物の未来センター・アミティエを立ち上げ、翌年から鳥取県と提携が始まり、保健所で処分をされる運命の犬や猫の受け入れを開始しました。
当院はこのように様々な活動を行っていますが、診療面においても積極的に最新医療医療機器を導入し、また最善最新の治療を行うために獣医師および動物看護師の知識や技術の向上のために、学会や研究会などに積極的に参加発表しております。山陰地方で初めてCTを導入したのも当院でしたし、現在のCT装置は、最新機種であるため多くの動物に無麻酔で検査を行うことができるようになっています。当院の高い診療水準が評価され、平成23年(2011年)には、農林水産大臣指定小動物臨床研修診療施設として認可されております。協力型施設としては国内初の認可となります。当院は、最先端の治療だけでなく、動物や飼い主の方に寄り添った細やかな獣医療の提供を行うことも心がけています。県内で日曜・祝日診療を開始したのも当院が初めてでしたし、学会等の参加のため年に16日ほどお休みを頂いておりますが、ほぼ1年を通して診察をしております。病気の治療法は様々ですから動物の種類や性格、飼い主の方のご都合もありますので、インフォームドコンセントの中から最良の治療法を選択し治療にあたっています。
総院長 髙島一昭 獣医師・獣医学博士・医学博士