aoisora.samizo

11/04/2022

17/05/2020

「飼育放棄の黒ラブのクロ」

今から四年前の真冬に、私はクロに出会いました。

知り合いから、ネグレクトされている黒ラブがいる。と相談を受けたのが始まりでした。

高級住宅街のひっそりとした一件のおうちの庭先に、クロは居ました。
大きな体をまるで申し訳なさそうに、小さな犬小屋に押し込んでいました。
庭に置かれたサークルの中は、糞尿だらけ。

その上から、ばらまかれる安価なフード。
水も、糞尿も、フードも混ざっていました。
屋根もなく、日除けもない場所でクロは８年と言う長い年月を、ひとりぼっちですごして来たのです。

それでも人が大好きで。
唸ったり噛んだりせず、触らせてくれました。

８年間、誰からも何にも教わっていないクロは、何も出来ないまま８歳になっていました。
そして、医療にもかけてもらっていませんでしたから、フィラリア症にもかかっていました。

これが、私とクロとの出会いでした。

その日から、私は毎日クロの散歩とサークルの掃除に明け暮れていきます。
大型犬などさわったことがなかった私は、クロに育ててもらいました。
沢山の経験をさせてもらいながら。

パート２へ続く✨

早く知りたい方は、
「飼育放棄の黒ラブのクロ」で検索して頂くと、四年前のブログが出てきますので、良かったら見てください。
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#長くなるよ
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#りぐこうべ兵庫 #保護活動

24/04/2020

日が開いてしまいましたが、前回の続きです。

ポンタがうちに来て、触れない日々の中、ネットで毎日情報収集に明け暮れました。

そして、私は今まで知らなかったドッグトレーナーの世界を知ります。
使命感と誇りを引っ提げ、ひたすら問題行動に取り組む姿は感動さえ覚えました。

噛まれても、犬や飼い主を責めることなく、全ては自分の至らなさとさらりと言ってのけるトレーナーの方々。
カッコ良すぎます。
そして、私は問題行動のトレーニングに魅せられていきました。
みるみる変わるポンタに、沢山の犬語を教わりながら、やがて私はトレーナーとしての看板をあげることになります。

その時、すでに保護活動を始めて10年が過ぎていました。何百という犬に出会って来ましたが、触れない犬。噛みつく犬。を私は知りませんでした。

ポンタに出会って、私のスキルは一気に上がり、今は大体の問題行動は解決の方向に持っていけます。

まあ、、そうでないと看板あげれないですけど、、
時々ききます。
トレーナーさんに来てもらったら悪化した話。でも
それは、合わなかっただけです。
お医者さんでも、相性ってありますから。
懲りずに探しましょう❗

自分に合う、信頼できるトレーナーに出会うことは、よい獣医に出会うことと同じくらい重要なことなのです。

ものすごーーくはしょりましたが、私が本気でトレーナーになろう！と思ったきっかけは、この噛み犬ポンタと、
次に話す、ネグレクトのラブラドールレトリーバーのクロとの出会いでした。

続く。。

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18/03/2020

はじめまして‼️
おうちトレーニングあおいそらのドッグトレーナー佐溝です。
まず、最初に、
私が本気でドッグトレーナーになろう！と思ったお話をしようと思います。
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今から、六年前
私が今よりまだ少し若かった頃。
ポンタというトイプードルの、飼育放棄犬と出会いました。
ポンタは、人を何度も噛み、
三年近い年月をケージの中で過ごし、やがて飼い主に飼育放棄されました。
ご縁があり、私が保護主になったのですが、まあ、大変な子で。沢山の事を私に教えてくれた犬でした。
約二年近くうちにいましたが、今は、無事に里親さんの元で幸せに暮らしています。

初めて会ったポンタは、目が合うだけで唸り、戦闘体制に入ります。
只し、外に出ると全く唸ったり噛んだりしないのです。
だから、ポンタとはいつも外で遊んでいました。散歩も上手で沢山歩きました。
里親募集をかけると、次から次に問い合わせがあり、たぶん60人くらいはお断りしたように思います。
お見合いして、トライアルしてもすぐに噛んで帰ってくると言う、、
見た目がかわいく、第一印象がフレンドリーなので、私がいくら、この子は噛むので、リードは外さないでください。クレートに手は入れないでください。急にダッコしないで下さい。と何度行っても里親さんは聞いてくれませんでした。私との約束を守らず、ポンタに噛まれ、そして返してくる。二年間その繰り返しでした。
二人だけ、トライアルして正式譲渡までしたけど、やはり噛まれて帰ってきました。。
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私はポンタと出会って、犬語を覚え、沢山の知恵をつけ、色んなドッグトレーナーさんに出会い、トレーニングの面白さに目覚めていきました。
面白さもありましたが、すごく、必要性を感じたのです。

そして、世の中には、いかに沢山の噛み犬がいるか、その時知ったのです。噛むだけじゃなく、引っ張りで怪我をしたり、吠えが止まらす苦情になったり。
たかが犬、されど犬。
犬は人を支配することが出来るんだと知ったのはこのときでした。

続く
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