増川農園

増川農園 埼玉県加須市でイチゴとトマトの生産直売をしています。

本日6月29日(日)で今シーズンの直売所の営業が終了しました。ありがとうございました。最後は長かった、というより暑かった、トマトは割れたり、焼けたりがずいぶん発生しました。今年も温暖化を体感しています。毎年いろいろな工夫を積み重ねて、なんと...
29/06/2025

本日6月29日(日)で今シーズンの直売所の営業が終了しました。ありがとうございました。

最後は長かった、というより暑かった、トマトは割れたり、焼けたりがずいぶん発生しました。今年も温暖化を体感しています。

毎年いろいろな工夫を積み重ねて、なんとか例年どおりの作柄が維持できているのが現状です。手を広げるよりも、今の範囲をよく観察して対応していきたいと考えています。

今シーズンは昔からお世話になったお客様の次の世代の方が多くお越しになりました。小さかったお子さん(赤ちゃん)が成人してからも顔をだしてくれたり、それなりに長く続けてきたからこそのうれしさを感じることが多かったです。

次のシーズンも目の前の方に喜んで頂けるように、今まで以上に集中して日々の作業に励んでいきたいと思います。順調にいけば12月中旬頃にいちごの収穫が始まります。また元気にお会いしましょう。

本日12月17日から今シーズンの直売所の営業が始まりました。猛暑の影響でいちごの定植が遅れたことに伴い、大幅に収穫が遅れる可能性もありましたが、11月以降晴天が多く、日照時間が長かったおかげで例年と変わらずに直売所の営業を始めることが出来ま...
17/12/2024

本日12月17日から今シーズンの直売所の営業が始まりました。

猛暑の影響でいちごの定植が遅れたことに伴い、大幅に収穫が遅れる可能性もありましたが、11月以降晴天が多く、日照時間が長かったおかげで例年と変わらずに直売所の営業を始めることが出来ました。一安心しています。

最近の気候の変動は本当に大きなものになっています。
本日2024年12月17日の地元(埼玉県久喜市)の気象観測所のデータをみると直近のこの地域の120日間の気温は平均気温に比べて+2.0℃!
東京の年の平均気温が15.8℃、宮崎の年の平均気温が17.7℃であることを考えると東京が宮崎の気温になってしまった位の大幅な気温の上昇が起こっています。

人間が暑くなったと体感出来るくらいの大幅な気温上昇は、自然環境にとってはより大きな影響を及ぼしていて、今年の水稲に起こったカメムシの被害のように今までは想像もしていなかったような現象がたびたび起きるのが日常になるのではないかと心配しています。ここまでくると「これをやれば大丈夫」というような単純な対策では対応しきれないのではないかと感じています。

当園では従来取り組んできた気温変動への対応力が高く、環境への負荷が少ない基本技術
①有機質肥料を発酵させたぼかし肥を基本とする施肥設計
②ストレスに強いいちごの無仮植苗を土壌還元処理した隔離ベットで生産すること
③天敵を主体としたIPM防除
をレベルアップさせていくとともに品種の見直し、ハウスの気温を上げない資材の導入などさまざまな取り組みを積み増すことで、栽培を持続出来る技術をつくっていきたいと思っています。

自然への畏怖と感謝を胸に、皆様に喜んでいただけるような作物ができるように励んでいきたいと思います。

7月7日(日)、今シーズンの直売所の営業最終日です。長い間のご愛顧ありがとうございました。気候の変動が激しく「普通」に栽培することが難しくなっている中、予定通りに始まって予定通りに終えることができたことは良かったかなと思います。来シーズンに...
07/07/2024

7月7日(日)、今シーズンの直売所の営業最終日です。
長い間のご愛顧ありがとうございました。

気候の変動が激しく「普通」に栽培することが難しくなっている中、予定通りに始まって予定通りに終えることができたことは良かったかなと思います。

来シーズンにむけて、施設(ハウス)の温度を下げる設備の導入を予定しています。急速に進む温暖化への対症療法ですが、作物の品質を下げないようによく観察していきたいと思います。

露地野菜では、耕作放棄地を再生させて、にんじんやとうもろこしを栽培してきましたが、来年には地主さんに返却することになりました。良い土の状態になってきたところなので惜しい気持ちもあります。ただ、培った技術が失われるわけではないので、機会をみてまた栽培したいと思っています。

自然や社会環境、私たち自身も変化する中、同じ作物を栽培し続けることが良い選択かどうかはわかりません。場合によっては、作目を大きく変更しなければいけない時代がくるかもしれません。どのようなものを栽培したとしても、自分たちの大切にしていることを忘れずに栽培に励んでいきたいと思います。

食べものは長い期間、ある程度の量を食べ続けたときに多少人に影響があるものだと思います。みなさんの食卓のレギュラー選手になれるような作物を安定した品質と価格で提供できるように創意工夫をしていきたいと思います。

毎年のことになりますが、育んでくれた自然環境、先人たちの培ってきた技術、お客様やいっしょに働いてくれたスタッフ、携わってくれたすべての皆様に感謝したいと思います。ありがとうございました。

12月18日(月)から2023ー2024年シーズンの直売所の営業をはじめます。11時から15時までが営業時間となりますが、収穫が少ない日もあるため売り切れ次第終了となります。ご了承ください。猛暑の影響で、例年より1週間近くいちごの定植が遅れ...
17/12/2023

12月18日(月)から2023ー2024年シーズンの直売所の営業をはじめます。11時から15時までが営業時間となりますが、収穫が少ない日もあるため売り切れ次第終了となります。ご了承ください。

猛暑の影響で、例年より1週間近くいちごの定植が遅れました。それに伴い収穫も遅れるものと考えていましたが、昨年と同じ日の開店になりました。10月から今までの高温のため、生育が早まったことが影響していると思います。結果は同じでも生育の過程は例年と違っているので、今後にどういった影響がでるのかよく観察していきたいと思います。

今シーズンの新しい取り組みとしては、昨年までより1種類多い4種類の天敵をハウス内に導入しました。害虫も多いけど、秋が暖かかったので天敵もうまく増えてくれたのか、今のところは例年以上に虫の被害は少ないです。

また、試験的にハウスの周辺にクリムソンクローバーを蒔きました。春、外の虫の活発になるときに花が咲き、自然の天敵をおびき寄せる効果を期待しています。
温暖化は虫たちの生育環境を変化させていると思います。人の力だけでは対抗できないと思うので、自然の力を借りて栽培を継続する方法を模索しています。

食べてくれる皆様、栽培する自分達や関わっている方たちに喜んでもらえるような作物ができるように今シーズンも励んでいきたいと思います。

※トマトの収穫は、ミニトマト、中玉が年明けから、大玉は2月はじめからとなる予定です。

本日7月5日(水)をもって今シーズンの直売所の営業は終了です。個人的な感想としては『良いシーズンだった』と思います。作柄がものすごく良かったとか、最高に良いものが出来たとかということではありませんが、今ある環境や立場の中でよく頑張れたかなと...
04/07/2023

本日7月5日(水)をもって今シーズンの直売所の営業は終了です。

個人的な感想としては『良いシーズンだった』と思います。作柄がものすごく良かったとか、最高に良いものが出来たとかということではありませんが、今ある環境や立場の中でよく頑張れたかなと思います。

自分にとっての栽培の楽しさは大きくは3つあるかなと思います。
①試行錯誤して取り組んだことが作物にあらわれる(上手に作れた)面白さ
②それが食べてくれる皆様にとって多少でも役立って喜んでもらえるうれしさ
③①と②を実現しながら、大きな利益でなくとも継続的に栽培ができて将来に希望がもてること

また『食べものはある程度の量を長い期間取った時に多少身体に影響があるもの』と考えているので、品質の良いものを手の届く価格で安定して栽培することが大事なことだと思っています。

まとめれば、食べる人にとって必要とされる農園で、自分たちも楽しんで継続して栽培していくことが今後とも変わらない目標になります。

自然や社会環境の変化に対応してやらなければいけないことは山積みですが、前向きに一歩一歩取り組んでいきたいと思います。

育んでくれた自然環境、先人たちの培ってくれた技術、お客様やいっしょに働いてくれたみんな、携わってくれた方々に改めて感謝いたします。ありがとうございました。

住所

Kazo-shi, Saitama
347-0025

電話番号

+81480663370

ウェブサイト

アラート

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