01/09/2026
【秋の皮膚トラブルにご用心!わんちゃんを苦しめる『痒みのサイクル』】
季節が9月へと移り変わり過ごしやすくなりますが、夏の紫外線や湿気によるダメージが残るわんちゃんのお肌は、大変デリケートでトラブルが起こりやすいコンディションです。
わんちゃんが頻繁に体を掻いている際に、「様子を見よう」とそのままにしてしまうと、短い期間で皮膚炎が急激に進行することがあります。💡
今回は、わんちゃんの皮膚疾患が長引いてしまう根本的な原因「痒みのサイクル(悪循環)」について解説していきます。
💡 掻く行動が拍車をかける「痒みのサイクル」
わんちゃんは痒みを感じると、どうにかしようと【舐める・掻く・こする】といった行動を起こします。
しかし、爪や歯でお肌を力強く傷つけてしまうと、皮膚本来のバリア機能が失われてしまいます。
バリア機能が低下したお肌からは炎症を引き起こす物質が連続して放出され、皮膚の【炎症】がさらに増幅します。
この炎症が神経を刺激して更なる【痒み】を引き起こし、より酷い掻き壊しへと連鎖していくのです。
この「痒み ⇄ 掻く ⇄ 炎症」という負の悪循環に入り込むと、自力で抜け出すことは極めて難しくなります。😢
⚠️ 掻き壊しがもたらす深刻な皮膚の変化
このサイクルが長期化してしまうと、お肌には以下のような慢性的症状が残ってしまいます。
・発赤(ほっせき): 皮膚全体が赤く腫れて熱を持つ
・脱毛: 掻いたり舐めたりを繰り返すことで毛が抜け落ちる
・色素沈着: 繰り返される炎症の影響で、皮膚がゴワついて黒ずんでいく
元の健康でキレイな皮膚や被毛を取り戻すまでには、非常に長い年月がかかってしまいます。
🏥 治療成功のカギは「早期のサイクル切断」
わんちゃんの皮膚を守るうえで最も大事なポイントは、「痒みのサイクルの悪循環をいかに早期に絶つか」です。
「毛が抜けて皮膚が見えている」「赤みが強くて辛そう」といった症状を見かけたら、それはわんちゃんが出している SOS です。
ご質問やご不明な点などございましたら、当院までお気軽にご相談ください。
ゼファー動物病院は、東京都八王子にある動物病院です。
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