09/04/2026
【スリップリードについて / 客観的専門的に考える 】
犬に使われる道具は様々ありますが感情論ではなく
専門的な視点、客観的に考えシェアすることはわたしは大切なことだと思っています。
まず前提として
この道具自体を全否定したいわけではありません🙏
実際に、扱いやすさや管理のしやすさから
保護犬や野犬の捕獲、移動手段の一時利用、そして関係性により仕様をやむを得ない状況としては大切なツールだと思っています。
客観的な視点で見ていくスリップリードは
犬の動きに応じてリードが締まり
特に頸部の高い位置(耳の後ろ付近)に装着することで圧刺激が集中しやすい設計です。
この部位は筋肉による保護が少なく
神経も多く分布しているためわずかな圧でも
強い刺激として伝達されやすい特徴があります。
このような刺激が加わった際に犬は
⚫︎行動を止める(フリーズ)
⚫︎反応を抑制する
といった変化を示すことがあります🐶
これは落ち着いたというよりも
刺激に対する対処としての反応である可能性も考えられます。
さらに刺激が継続した場合
学習性無力感や
いわゆるシャットダウンに近い状態へ移行するケースもあり外からは"おとなしい、おりこう"と見える状態でも 内側ではストレス反応が維持されていることがあります。
大切なのは道具の使用そのものではなくその結果として
「どのようなプロセスで行動が変化しているのか」を見る視点です。
行動の変化が
安心や理解に基づくものなのか
それとも抑制によるものなのか
犬の視点で考えリスクを考えそこを見極めていくことが
これからのトレーニングにおいてとても重要だと考えています✨
目に見える“結果”だけでなく
その背景にある状態に目を向けること。
それがより持続的で、犬にとっても負担の少ない長期的な成功につながると思います💐
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